いまさら聞けない受験の基礎知識

 「いまさら聞けない受験の基礎知識」は、有名予備校の講師や首都圏の超進学校の生徒には当たり前の受験についての基礎知識を、多くの高校生や親御さんに共有していただく為のブログです。

今日最後は、"「英語耳」が妄想だと思うこれだけの理由!"ということで、最後のまとめ、気張って行きます。
返信 RT お気に入り CheNaoto 2013-08-24 22:58:16

では、さっそくはじめて行きましょう。今日最後、気合い入れていきます。
CheNaoto 2013-08-24 23:06:54

まず、英語耳というような妄想というか幻想がまことしやか語られ始めたのっていつごろでしょう?私はいま22歳ですが、10歳ぐらいのときに見た週刊少年ジャンプにもそんなのがあったような気さえします。
CheNaoto 2013-08-24 23:17:37

聞きながすだけで英語が得意になる!みたいな教材の広告です。私はその時は英語の勉強なんてまじめにやってませんでしたから、ふーん、そんなもんなのかなと思っていました。ただ、まじめにやればやるほど、これは違うよなと思い始めました。
CheNaoto 2013-08-24 23:18:24

まず、その一つの要因としてですが、人間がどういうふうにして言葉を理解するのかという事に関する理解があります。人間はどういう言葉だったら理解できるのかということについてまずは考えてみましょう。
CheNaoto 2013-08-24 23:22:09

たとえば、「英語耳」みたいなものがあるというふうに主張する教材の広告には、かならず「聞き流すだけで、すらすら分かる!」というふうなメッセージがあります。しかし、英語に限らず、日本語で本当にそんなことはあるんでしょうか?
CheNaoto 2013-08-24 23:26:03

たとえば、日本語を理解するにしても、自分より早口で話している人の言っている事というのはよくわからないものです。まして英語ならどうでしょうか。さっぱりわからないはずです。これは一つの基準ですが、自分が話しているよりも早く話している人の言う事はよくわからないと言うべきでしょう。
CheNaoto 2013-08-24 23:29:20

あと、英語の場合には、話すスピードが早いというよりも、音それぞれが日本語よりも短いという特徴があります。ですから、英語を聞き取れるようになるためには、まずはリスニング課題よりも早いスピードで自分で話せるようになること、次いで英語独特の短い音の発音を習得することが大事です。
CheNaoto 2013-08-24 23:30:29

つまり、ここで言いたい事は、聞き流しても、もし仮に聞き取る事ができたとしても、ことリスニング対策という意味でいえば、聞き取って、内容を理解した上で、設問に答えないといけないわけです、そういうレベルに達するには聞き流すのではない勉強が必要だということです。
CheNaoto 2013-08-24 23:36:30

聞き流すのではない勉強というのは、つまりリスニング課題を自分で覚えて暗唱してしまえるぐらいの勉強ということです。たとえばセンター試験の問題や、国立大二次、TOEICでここまでやりこむと、傾向と対策ができるようになりますから、満点も夢ではなくなります。
CheNaoto 2013-08-24 23:41:37

一日三回、週五回、三週間の暗唱。こんなつまらなくって大変で苦労しそうな話、週刊少年ジャンプにはあるいは掲載されないかもしれません。広告として載せるにしても、簡単な方に流れて行きがちな弱い人間の性で、反応は薄いでしょう。
CheNaoto 2013-08-24 23:43:10

しかし、それでもやはり私は声を大にしていいたい。勉強に近道はないのだということを。それにリスニング課題の文章を暗唱できるようにするのだって、英語を聞き流すのだって、掛かる時間は大して変わりません。ただ、疲れ方が違うだけです。
CheNaoto 2013-08-24 23:48:09

もし、いまだに「英語耳」というような妄想に苦しめられているのであれば、一度学習法を変えてみる事をお勧めします。楽な道はありませんが、努力すれば努力しただけのものは帰ってきます。


  • 今日一発目は、「なぜ国語の授業は、絶対につまらないのか?」です。絶対に、というのは言い過ぎかもしれないけれども、自分がいままで人生の中で、国語の授業を受けていて、雑談以外で、教科内容で、役に立ったなとか面白かったなと思った事が一度もない。それがどうしてなのかということを書きます。
    CheNaoto 2013-08-25 13:55:31

    自分で塾をやりはじめてから、国語や小論文の授業を受け持つ事もあったのですが、気をつけていたのは課題文の解説をしないということです。課題文の解説をしない国語や小論文というのは、相当変に思われるかもしれませんが、そんなことはありません。むしろ課題文解説が国語をつまらなくするのです。
    CheNaoto 2013-08-25 13:57:36

    国語の授業というのは、大体こんな感じで進みます。まず、先生が課題文の解説を一通りします。教え子様はそれを聞いているだけ、ただそれを聞いているだけです。こんな授業の何が楽しいのでしょう? そもそも、先生がどうしてそういう解釈をしたのかさえ教え子様には分かりません。
    CheNaoto 2013-08-25 14:01:07

    たまらず教え子様を質問するわけです。「先生はどうやって、この文章からそういう解釈をひねり出したんですか?」と、すると先生は言います。「私には現代文のセンスがあったから。本も一杯読んでいたし。」と。
    CheNaoto 2013-08-25 14:02:07

    しかし、これは先生がどうしてそういう解釈ができたかさえ分からないからそういう言い訳をしているだけです。その証拠に、教科書ガイドの解題をそのまま授業に流用している先生がいかに多い事か。
    CheNaoto 2013-08-25 14:06:02

    文章解釈の理由なんて答えられる訳がないでしょう。だって教科書ガイドの解題をそのまま流用しているだけですから。教え子様というのは賢くて、意外とそういう部分をしっかり見抜いているものなのです。しかし、見抜いていてもどうにもならない。塾に通える子ならまだ良いですが、そうでないと悲惨。
    CheNaoto 2013-08-25 14:07:43

    何が悲惨って、私も経験したことがありますが、テストが悲惨です。現代文の授業では、テストで答案を作るのに役立ちそうなことなんて何一つ教えてくれないわけです。にも関わらず、ちゃんとテストでは○×がつけられて、こういう答え方ではダメですとか、いろいろと赤が入れられる。あり得ない。
    CheNaoto 2013-08-25 14:09:48

    だって、テストの前にあった授業では、なにもテストではこういうふうに書きましょうとか、課題文はこういうふうに読みましょうとかそういう指示はないわけです。なのに、テストが返される段になっていきなりそういう風に言われる。
    CheNaoto 2013-08-25 14:10:51

    点数が良かった子は、○○くんは現代文のセンスがあるからね、といわれる。何の事はなぃ、学習塾で定期テストの傾向と対策をしてきただけです。それだけのことであるにも関わらず、テストが出来る子はほめられて、テストが出来ない子は永遠にのけ者にされる。これはおかしいとずっと思ってきました。
    CheNaoto 2013-08-25 14:11:56

    あと、もう一方で学習塾に通っていなかった私は、近くの学習塾がどういう国語の試験対策をしているかが気になりました。高校受験が近づいてきて、学習塾に通い始めて、どんな試験対策をしているかがおぼろげながらも分かってきました。それは出そうな問題と想定される答えを暗記するものです。
    CheNaoto 2013-08-25 14:13:52

    これは確かに定期テストでいい点数を取る分には問題ないですが、将来的には何の役にも立たないと思いました。なぜなら、まず第一にこんな勉強の仕方は面白くもなく、好奇心もそそられないので、覚えにくいし、第二に、現代文の課題文を試験で出題する意味や、課題文筆者の思いに反しているからです。
    CheNaoto 2013-08-25 14:16:14

    まず、課題文筆者の思いについてですが、これは世界の矛盾を指摘し、より高い次元の解決策を提案する事によって、世界をよりよい場所にすることがいわゆる論説文を書く目的です。人によっては多少違うかもしれませんが、右だろうが左だろうが上だろうが下だろうが、本来はこれが目的であるべきです。
    CheNaoto 2013-08-25 14:17:21

    そして、現代文の課題文を試験で出題する意味ですが、それは教え子様が現状の問題点を把握(=読解)し、筆者が原因を分析し、より次元の高い解決策を提案する過程を学ぶことで、教え子様自身もそうした問題発見・問題解決のプロセスを踏めるようにすることです。
    CheNaoto 2013-08-25 14:19:03

    これらが本来、論説文を筆者が書き記している理由であり、現代文を試験で出題する理由であらねばならないと私は考えています。ならば、現代文の指導法・勉強法もこうした、課題文筆者・問題製作者の思いに沿ったものであらねばならないはずです。
    CheNaoto 2013-08-25 14:20:27

    つまり、教え子様自身に問題発見・原因分析・問題解決の能力を養っていただけるような学習方法が必要になるはずです。最低でも、教え子様がある思考の枠組みに沿って、課題文中から課題を読み取り、筆者が考える問題の原因を読み取り、筆者が考える解決策を読み取れるようにしないといけない。
    CheNaoto 2013-08-25 14:22:25

    その上で、現代文教育の究極のゴールとしては、教え子様自身が社会に出た時に、自分で問題を発見し、原因を分析し、解決できる人間にならねばいけない。そのための力を養うのが、たとえば現代文であり、たとえば数学です。
    CheNaoto 2013-08-25 14:23:27

    多くの教え子様が、現代文は数学に似ている、というかほとんど同じ教科なのだよ。だから現代文が得意な子は数学も得意なはずだし、数学が得意な子は現代文も得意なはずだよ、と言う話をするとかなり驚かれます。
    CheNaoto 2013-08-25 14:24:15

    なぜならば、現代文が得意な子は往々にして数学は苦手なものですし、逆に数学が得意な子は現代文が苦手なものだからです。東大生なんかにきくと、現代文得意な人は大体数学も得意ですが、それは彼らが現代文や数学がどんな目的・ゴールを持った教科かということを知っているからです。
    CheNaoto 2013-08-25 14:25:13

    逆に、これほどまでに現代文が得意で、数学が苦手な子、あるいは数学が苦手で現代文が得意な子が多いという現状は、あまりにひどい日本の現代文教育の惨状をこれ以上となく証明しているような気がします。
    CheNaoto 2013-08-25 14:26:44

    現代文これすなわち数学である、という話はいまからする話を聞いていただければ理解できると思います。ちょっと長くなりますが、現代文がいかに数学に似ているかという話をしてみたいと思います。
    CheNaoto 2013-08-25 14:29:05

    まず、現代文の原則として、世間一般で言われている論があって、それと作者の論がぶつかる形で議論がスタートします。作者は、自分の意見の方が、世の中のあらゆる意見よりも正しいとまではいわなくても、少なくとも聞くに値する部分がある、なにか新しい発見があると思っているから文を書くのです。
    CheNaoto 2013-08-25 19:38:01

    これは、一種、数学の背理法に似ている部分があります。背理法は、正しくなさそうなものを、正しいと仮定して証明し、結果行き詰まってしまうことから、正しくなさそうなものが正しくないということを示す証明のやり方ですが、現代文の構成もこういった証明に似ています。
    CheNaoto 2013-08-25 19:41:00

    また、現代文において、一番大切なのは否定的な語句が使われている部分です。これがキーワードになります。なぜなら現代文、とくに論説文は、世の中の何かを否定し、より良い解決策を提案することで、世の中をより良くしていくことを目的としているからです。
    CheNaoto 2013-08-25 19:42:49

    つまりある命題の否定に着目すると、現代文が解けるようになる。これもすごく大切な部分です。順接の部分にはそれほど気を使わなくて良く、逆接の部分でかつ否定的な語句がある部分を熟読するのです。それが分かれば、現代文演習で課題文が読み終わらないという悲劇はなくなります。
    CheNaoto 2013-08-25 19:43:49

    また、二つの意見の対立によって議論が進む訳ですから、どちらが数値的に大きいか小さいか、それぞれにどういう違いがあるかといったような対比も重要になります。数学でいえば、不等号とでもいえばいいのでしょうか。そういう考え方がとても重要になることは確かです。
    CheNaoto 2013-08-25 19:44:50
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    また、論説文でも訳の分からない言葉が出ますが、数学でもよくわからない部分が出てきます。数学なら、よくわからない部分があれば、いろいろと工夫をして「見える化」することが重要になります。これは論説文でも一緒です。前後をよく見て、難しい言葉の概念を説明している文を探します。
    CheNaoto 2013-08-25 19:45:55

    数学のx軸,y軸と同じように、現代文でも具体例を整理するときに、時代が新しいか古いか、先進国で起きたか発展途上国で起きたか、などの軸を作って、分けて整理をする必要があります。そうすることで、古い時代から新しい時代へ、発展途上国から先進国へと進歩していく、進歩の関数が見えます。
    CheNaoto 2013-08-25 19:47:39

    この関数が、古い時代から新しい時代へ、発展途上国から先進国への進歩を示しているのですが、論説文の場合、その先にどんな問題が予想されるかを分析しているケースがわりと多いように思います。
    CheNaoto 2013-08-25 19:48:59

    過去の問題の分析というのは、もうある程度の答えが出ていることが多く、論争にも一応の決着が付いていることがほとんどなのですが、未来に予想される問題については、まだ議論の余地がたくさん残されているからです。
    CheNaoto 2013-08-25 19:50:07

    その上で、解くべき問題を見つける。なんだかすごく広く大きく感じる解かなければならなそうな問題を、どう整理して、限定して、解いて行けばいいのか、解くべき問題を限定して、それだけをひたすらちゃんと解いて行くのです。解くべき問題は、なるべく少なくしなければいけません。
    CheNaoto 2013-08-25 19:51:39

    解くべき問題を解いて行く時は、A=A' A'=A''と言ったような言葉の置き換えではなくて、Aの原因=B Bの原因=Cというように、一段一段考えるごとに、より原因、解くべき問題が鮮明に浮かんでくるように文章を書かなくては行けません。これは論説文の著者なら問題なくできることです。
    CheNaoto 2013-08-25 19:53:19

    大切なのは、論説文の著者は、たしかに一段一段読み進めるごとに、より問題の原因、解決すべき問題が鮮明に浮かんでくるように文章を書いてくれてはいるのですが、しばしばその文章の書き方が受験生にとってはわかりにくいのです。だから、しっかりとそれを読み取れるように訓練しないといけません。
    CheNaoto 2013-08-25 19:54:25

    そうすると、根本的な問題点が分かり、あとはこれを潰せば問題の解決策ができます。ただ、現代文の難しいところで、ここで文章が終わる訳では有りません。今度は、問題の解決策が正しいかどうかを吟味しなければ行けません。
    CheNaoto 2013-08-25 19:55:36

    そのために必要なのは、一つは背理法です。その解決策が正しいと考えて、なにか行き詰まりはないか。あるいは、正しくないと考えた時に、やはり正しいか。それをしっかり証明する必要があります。
    CheNaoto 2013-08-25 19:56:38

    また、利害関係者検討も重要です。これは優れた課題文ならほとんどなされていますが、誰か一人に圧倒的な犠牲を強いて、問題を解決しようとすることは、絶対にしてはいけません。なぜならそのような問題解決は、弱者だけでなく、最終的にはあなたにも圧倒的な犠牲を強いる日が来るからです。
    CheNaoto 2013-08-25 19:57:49

    このように現代文、こと論説文の議論の進め方のプロセスは、数学のように明確化することができます。もちろん、それに対するいろいろな出題に対する答え方も、数学のように明確化することができるでしょう。現代文、こと論説文はセンスの教科ではないのです。
    CheNaoto 2013-08-25 19:58:53

    小説文に関しては、また別の日に議論しますが、こと論説文に関して言えば、必要なのは先生の文章解説ではなく、先生がどのように問題を解いたかという解説か、あるいはどのように問題を解くかを教え子様に考えさせた上で、先生がある一定の枠組みに沿ってそれを解説するような授業です。
    CheNaoto 2013-08-25 20:00:15

    ある一定の枠組みがあれば、生徒も「センス」などといったものに頼らずとも、しっかりと「論理的思考の枠組み」に沿って現代文を解くことができるようになりますし、その結果、数学も現代文も一気に得意になると思います。

今日二弾目は「本を1万冊読んでも、バカはバカのままなのか? 〜なぜ、量は質を生まないのか〜」についてです。これは私自身もいつも経験してることで、たとえば本をたくさん読んだとか、セミナーに一杯行くとか、Facebook友達(=人脈)が多いとか、そういう人を私はほとんど信用しません。
CheNaoto 2013-08-25 20:15:13

私は大量の本を読んだ事を自慢する人も大嫌いだし、仕事をろくにせずイベントやセミナーにばかり行く人も大嫌いだし、いろんな人との人脈(笑)を自慢する人も大嫌いです。特に人脈という言葉が大嫌いです。人との関係をなにかお金か損得か、そういうもので見ている気さえするからです。品がない。
CheNaoto 2013-08-25 20:16:31

書店に行くと、速読のやり方について書かれた本が一杯あります。一年で100万冊読んだ私の速読術みたいな本が一杯ある訳です。私は常々不思議なのですが、一年で100万冊読みましたみたいな人が、社会の重要な位置で大活躍している例をほとんど知りません。速読は頭を悪くするとさえ思います。
CheNaoto 2013-08-25 20:18:15

ああ、タイトル変えようかな「速読は頭を悪くする! 〜本を1万冊読んでも、どうしてバカはバカのままなのか?〜」のほうが分かりやすくていいですね。うんそうしよう。
CheNaoto 2013-08-25 20:19:56

で、読書量自慢の話ですが、そもそも世の中にはそんなに読むべき本ってそんなにたくさんはないのです。書店や図書館(とくに書店)に行くとよくわかりますが、世の中には時間の洗礼を経た教科書的な本と、その他多数の本があります。後者は趣味でもなければ読む必要はありません。
CheNaoto 2013-08-25 20:21:16

あと、インターネットみたいに新しい業界の事は新しい本を読まないとダメだからといって、本を大量に買い込む人もいますが、これも必要ないでしょう。インターネットみたいに新しい業界であれば、さっさと作って、さっさと仕事を始めた方が遥かによくわかります。見通しがつきます。
CheNaoto 2013-08-25 20:21:59

例としてネット家庭教師というのは、インターネットの映像授業の市場拡大がすごいので、どうにかしてこれも市場を開拓できないものかということでやっていて、私もスカイプの家庭教師で、客数を増やす方法が見えたので、出資を受けて規模拡大をしているわけですが、こういうのって誰も分からない。
CheNaoto 2013-08-25 20:23:13

誰もまだ正解が分からない業界に居る時は、スカイプ英会話のことを研究したり、最新のインターネット関係の書籍を読む事も、確かに少しは役に立つのかもしれませんが、それ以上に、新しい業界、新しい市場にいるからこそ、教科書的な古い本、古典を読む必要に迫られます。
CheNaoto 2013-08-25 20:24:08

なぜなら、最新のネット関係の書籍や、スカイプ英会話の例をそのまま学んでも、講師の属性も、顧客の属性も全然違うわけで、そういう新しい物の小手先だけを学んでも、ほとんどの場合うまく行かないからです。小手先というのは、講師や顧客の属性に最適化された部分です。
CheNaoto 2013-08-25 20:25:14

だから、スカイプ英会話のマーケティング方法の小手先を学んで、スカイプ家庭教師のマーケティングを小手先の真似ごとでやろうとするとほとんどの場合失敗します。世の中はそれほど甘くないのです。適切なユーザーに、適切なアプローチをする為には、小手先ではなく本質で勝負しないと行けません。
CheNaoto 2013-08-25 20:26:41

ですから、新しい市場を開拓する時に役立つのは、たとえば「影響力の武器」「競争の戦略」「コトラーのマーケティング」「ビジョナリーカンパニー」「マネジメント」と言われるような経営学その他の古典です。
CheNaoto 2013-08-25 20:28:19

意外なように思われますが、同業他社のマーケティングの小手先のパクリや、最新の事例のパクリというのは全く役に立たないことが多い。だってパクリはパクリでしかないんですから。パクリだったら、相手方の方が実戦経験も細部での失敗経験も多いから、相手の方が強いに決まってるじゃないですが。
CheNaoto 2013-08-25 20:29:08

だから、パクリはだめなのです。やはり困った時ほど古典に立ち返って、その上で、自分で全部考えて、自分で行動して、自分で責任を取らなければ行けない。自分はスカイプの家庭教師をしていたときそうでした。最近、小手先パクリばかりやっていたけれど、やはり結果が良くない。
CheNaoto 2013-08-25 20:30:48

スカイプ家庭教師が繁盛していたときの基本に戻らないとダメだなと痛感しました。10月〜11月にかけて、この基本に戻った、私たちが一番強いマーケティング方法をひたすらやる時期を作ります。やはり古典から学んで、そのフレームワークを活かしながら、自分なりに苦しみながらやるしかない。
CheNaoto 2013-08-25 20:31:54

速読とか読書量を自慢する人に決定的に掛けているのは、つまりこの自分で苦しみながらやる、自分で深く考える、自分の意思で行動する、という部分です。だから彼らの言葉というのは、どこかで聞いたような言葉が多く、薄っぺらく、地に足が付いておらず、心に響かない。
CheNaoto 2013-08-25 20:33:34

だから、速読とか読書量自慢をする人というのは、社会的に影響力がないのです。速読が得意で読書量を自慢して、それだけの人で誰か社会的に影響力がある人はいますか? もちろん社会的に影響力がある人で、実は速読も出来るし、本もたくさん読んでいる人がいるかもしれませんが、言わないでしょ。
CheNaoto 2013-08-25 20:34:25

そもそも、私の周りで社会的に成功した人(こと商売において)の中で、速読を自慢する人は居ません。速読は頭を悪くするのではないかとさえ、速読をすると運が悪くなるのではないかとさえ、最近の私は思っています。
CheNaoto 2013-08-25 20:36:14

反知性主義だという誹りさえ受けるかもしれませんが、黙って聞いていただきたい。そもそも、本をばーっと読むような人、深く吟味して自分で考えたりしない人、読書量を自慢するような人というのは、あれがいいかもこれがいいかもとあっちこっちに興味が行き、注意力散漫で良くない。
CheNaoto 2013-08-25 20:37:23

私が、塾をやっていながら、能力が高い人をあまり買わないのはそういう部分です。下手に頭がいいと、あれがいいかもこれがいいかもといって、興味の対象があちこちに移り、一つのことをどっしりと腰を据えてやることができない。学歴が高い人に転職貧乏が多いのは、こういう背景もあります。
CheNaoto 2013-08-25 20:38:40

そうではなくて、多少バカでもいいので、どっしりと一つの事に腰を据えて、それをずっと極め続けることが大切だと私は考えています。この道50年の靴屋さんとか手縫いのテーラーとか寿司屋さんとかすばらしいじゃないですか。そういう不器用だけれど何かを極めた人生を送りたい。
CheNaoto 2013-08-25 20:39:56

本当に美しい人生というのはそういう人生だと思います。あれがいいかも、これがいいかもと興味関心がそれて、確たる動機も信念もなく、その時よさそうな物に飛びつくような人生は、たとえそれがうまくいったとしても、軽薄だし地に足が付いていないし、私はそういう人は嫌いです。
CheNaoto 2013-08-25 20:40:46

読書量自慢とか、セミナー参加自慢とか、人脈自慢とか、そういう人生は、なにか一つのことを極める人生とは対極にあります。本を読むのに時間が掛かったって、仕事に熱中しすぎて友達や恋人との付き合いが疎かになったって、イベントなんか参加しなくたっていいじゃないですか。
CheNaoto 2013-08-25 20:42:57

本を読むのに時間が掛かれば掛かった分だけ、その本の内容は長期記憶になり、自分の行動を変え、結果として(本の選び方さえ間違わなければ)自分の人生をより良くするのだと思います。
CheNaoto 2013-08-25 20:43:46

もっといえば、セミナーなんて行かなくて良い、人脈なんて作らなくて良い。本当に一つの仕事を熱心にやって、苦しみながら最初のお客様を作って行って、そういう人だったら、べつにセミナーなんかいかなくても、人脈なんか作らなくても、人は集まってくるものです。
CheNaoto 2013-08-25 20:44:52

目の前の仕事を真面目にやっていれば、必ずチャンスは開けます。たとえば、ベンチャー起業でも本当に優れたサービスを運営していれば、黙ってても証券会社なり監査法人なりが優良な取引先を紹介してくださって、個人向け営業がうまく行かないときでも食いつなげるようにしてくださるのです。
CheNaoto 2013-08-25 20:45:42
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だから、信じるものといったら、自分の読書量でもなく、セミナー参加回数でもなく、まして困った時に金貸してくれとさえ言えないFacebook友達なんかではなく、やはり自分の仕事に対する真摯さ、真剣さを信じるしかない。もしその努力が報われないのなら、それは努力が足りないのです。
CheNaoto 2013-08-25 20:46:51

そういう意味でいうと、人格的に極端にうすっぺらい人が多数参加する自己啓発セミナーであったりとかは、本当に罪が大きいと思います。私はあの手のイベント付き合いで出てみて、素晴らしい人格者みたいな人に出会ったことがないのです。
CheNaoto 2013-08-25 20:48:14

速読にも似た部分があります。クソみたいな本を何冊読んでも、何十冊読んでも、何百冊読んでも、何千冊読んでも、何万冊読んでも、あなたの身にはなりません。きっと役に立たないでしょう。そんなことをするぐらいなら、大切にすべき人を大切にし、大切にすべき本を大切にすべきなのです。
CheNaoto 2013-08-25 20:49:21

これは勉強にも言える事ですが、たとえばたくさん参考書をやったとか、そういうことを言う人は大体ダメです。ほとんどの場合第一志望校に合格できません。やるべき事は少なくしなければ、いけません。やる回数を増やす、反復量を増やすことこそが大事なのです。
CheNaoto 2013-08-25 20:50:22

たとえば、同じテーマに付いて10冊の本を読んだ場合と、同じテーマの権威的な教科書を10回読んだ場合では、どちらがよい成果が出るかというと、間違いなく後者です。なぜならば、10回読む事で、1回目に分からなかった事が、2回目にわかり、と言う風に応用できる範囲が増えるからです。
CheNaoto 2013-08-25 20:51:30

よく勘違いされがちなことですが、応用力というのは難しい本を読んだり、難しい教材をやったからといってつくものではありません。難しい問題をやって付くのは、難しいある1つの問題の解法を再現する力です。他の問題にはまったく応用はできない。
CheNaoto 2013-08-25 20:52:33

応用力というのは基礎の反復によってしか生まれません。基礎の反復によってのみ、はじめて応用力は生まれるのです。それを間違えてはいけません。
CheNaoto 2013-08-25 20:52:54

また、スピード的にも、たくさんの本を乱読したり、たくさんの問題をやるより、基礎の良質な問題を徹底反復したほうが時間が少なく済みます。量は少なく、反復数は多く、スピードは早くというのが成功する行動の原則です。
CheNaoto 2013-08-25 20:53:49

考えてみれば、速読はこれらの原則すべてに反します。量は多いし、反復数は少ないし、なんだかんだ人生の貴重な時間を浪費します。セミナーも、Facebook友達をやたらつくることもこれに似ています。やはり人生一度しかないのですから、有意義な物事に時間を割くべきでしょう。

次は「振られても超美人を口説き、解けなくても過去問を買うこれだけの理由!」ということで、早速やっていきましょう。物議を醸しそうですが、これは私の大げさにいえば、人生哲学みたいなものです。
CheNaoto 2013-08-25 21:17:37

このあいだ、元教え子(といってももう成人してます。)と呑みました。難関大学に合格したものの、なんだか今後なにをしたらいいのか迷っているような感じだったので、私は言いました。「一流になりなさい」と。
CheNaoto 2013-08-25 21:18:37

「一流になる」とはどういうことか。どうして何かをするときに「一流である」必要があるのかという話を今日はしたいと思います。
CheNaoto 2013-08-25 23:16:08

まず、何かをする時に「一流である」必要がある理由ですが、一流でなければ区切りが付かない。あきらめが付かないからです。人は、なにかをすっぱりと辞めるために、なにかを諦めるために、なにかを断念するためにこそ、「一流である」必要があるのです。
CheNaoto 2013-08-25 23:17:09

分かりやすくいいましょう。たとえば、ブログを書く事がそうです。ブログを各中で、例えばはてぶが500ぐらいついて、毎回アクセスも月100万PVほどあるとします。こういう半ば「一流である」状態の中で、それが自分の商売や生活に良い影響を及ぼさないなら、もうブログなんて辞めた方が良い。
CheNaoto 2013-08-25 23:18:13

ところが、一日に数百PVしかなくて、ましてはてぶなんかつかない、という風なブログしか運営していなかったら、なかなかブログを辞める事ができないわけです。次のブログは大ヒットするんじゃないか、次こそうまくいくんじゃないかと思うからなかなか辞められない。
CheNaoto 2013-08-25 23:19:06

何事も、ある程度飛び抜けた結果を出して、うまく事を進めて、だからこそ、それが自分の商売や生活、もっといえば自分の一生そのものにいい影響を及ぼすのか、そうではないのかということがよくわかる訳です。
CheNaoto 2013-08-25 23:20:16

何事もやり切らないと、それが本当に良い事なのか大したことがないのか辞めるべきか進むべきかが判断できないのです。
CheNaoto 2013-08-25 23:20:19

女の子の付き合いもこれに似ている気がします。大して好きでもない人ばかりと付き合ってると、次の恋愛こそ良い恋愛なんじゃないかと思って、また大して好きでもない人とばかり付き合って、時間を無駄にします。
CheNaoto 2013-08-25 23:20:52

一方で、本当に好きな人がいたら、その人に振られたら、もうすべてを忘れて、他のもっと生産的な事に打ち込めます。ミスコンでもモデルでもなんでもいいんですが、とにかく自分が一番良いと思う人と付き合って、それでもどうもうまく行かないなら恋愛そのものに対して諦めることができます。
CheNaoto 2013-08-25 23:21:45

一方で、大して好きでもない人と刹那的な関係しか結べない人間というのは、だらだらと非生産的な営みを続けて、結果として仕事や勉強など、他に大切な事で大した成果が出せなかったりするものです。
CheNaoto 2013-08-25 23:22:31

大きな成果を残す、そのために諦めた方が良い事と、諦めずに突き進むべき事を見分ける眼が必要になります。自分と仲間の力で変えられる現実と、自分と仲間の力では変えられない現実を見分ける眼が必要になります。こうした眼は、一流の世界に身を置かないと養う事はできません。
CheNaoto 2013-08-25 23:24:10

ですから、仕事をするのなら、少なくとも大きな仕事をしたいのなら、やはり法人と仕事するなら大企業かあるいはめちゃくちゃ多くの法人と、個人と仕事するのならもう何百万人もの人に影響を与えるような仕事を、女の子と付き合うならミスコンでもモデルでもいいですが、本当に妥協なく好きな人と。
CheNaoto 2013-08-25 23:26:05

ブログに関してはよくわからないけれど、それこそ一度ぶわぁーと有名になって、ネット有名人がどんな感じかを知ること。とにかく何をやるにしても、極端に良い成果を出せば、それによって何を失い、何がもたらされるかがよくわかりますし、"方程式"を立てやすい。
CheNaoto 2013-08-25 23:27:04

たとえばブログでも極端にアクセスが多ければそうですし、仕事でも、これは法人向けでも個人向けでもそうですが、ある壁を超えるほどの仕事をすると、仕事の成果は方程式で表せるようになります。
CheNaoto 2013-08-25 23:27:57

たとえば、集客数=ブログアクセス数×申し込み率+アクションB対象者数×申し込み率+アクションC対象者数×申し込み率+その他、というような形で表現できるようになります。たとえば、ブログアクセス数であったり、アクションB,Cの対象者が多ければ多いほど、申し込み率の数値は安定します。
CheNaoto 2013-08-25 23:29:36

こういうふうに、極端に良い成果を日常的に出し続けることで、一つの方程式に落とし込めるぐらいまで業態を確立することができると、その仕事は世界を帰られるんじゃないかと私は思います。少なくともこういうふうに落とし込めたから、不登校・引きこもり9年間の子を慶應に入れたりできたわけです。
CheNaoto 2013-08-25 23:30:31

もし、私がその時々でブログなり他メディアのアクセス数なり大企業との仕事なりで、ずば抜けた成果を上げる事が出来なければ、ブログなり他メディアのアクションをやめるべきか続けるべきかちゃんと判断できなかったでしょう。
CheNaoto 2013-08-25 23:31:46

あのままmixiやっとけばよかったか(そりゃないか)とか、あのまま大企業に営業掛け続ければ良かったか、とか結果を出せていないまま、それを辞めて次に行こうとすると、かならず、あの時ああしておけば良かったというたぐいの迷いが生じてきます
CheNaoto 2013-08-25 23:32:42

そういう種類の迷いを断ち切るために必要なのは、そのときそのときのアクションで、日本では敵う人が居ないぐらいにずば抜けた成果を出す事です。
CheNaoto 2013-08-25 23:33:48

これは地域や範囲を限定するランチェスター戦略と一緒で、継続的にいい結果を出し続けることは大変ですが、少なくともある時期、一日だけずば抜けた成果を出すのは簡単なことだからです。だから、そのときそのときのアクションで、日本では敵う人がいないぐらいの結果を出す事にはこだわるべきです。
CheNaoto 2013-08-25 23:34:37

そうすれば、そのアクションは本当に効果的なのか、それとも別のアクションをした方がいいのかということを、なんの迷いもなく判断することができます。もうやれる事はすべてやり切った訳ですから、それで結果がダメならあきらめもつくし、整理された気持ちで次のアクションに挑むことができます。
CheNaoto 2013-08-25 23:35:29

いま、この話を書いていて、私が大好きな、もう引退された司会の方ですが、島田紳助氏の"「やる」ということ"という話を思い出しました。すごく良い話なので、あとで見てみて下さい。http://t.co/l1bQTbCuKE

CheNaoto 2013-08-25 23:36:37

いつも最高の努力をぶつけましょう。受験や美人を口説く事のように、そこそこがんばれば必ず結果が出る種類の話であれば、これで大体うまく行きます。もちろん、才能が物を言う世界もあります。しかし、そんな世界でも、いつも最高の努力をぶつけましょう。
CheNaoto 2013-08-25 23:38:00

つねに最高の努力をぶつけつづければ、もちろん才能がダメなものはダメかもしれないけれど、何回は最高の努力と、最高の才能・素質がぶつかる時期が来ます。その勝った経験だけ忘れないようにすればいい。ブログがはてなのトップに載った、大企業と提携した、お客さんが対応できないほど来た。
CheNaoto 2013-08-25 23:39:40
Content from Twitter

そういう一つ一つの経験、勝った経験が人生でどん底に落ちて、次のアクションを起こす時に財産になります。勝ち癖をつくることです。いつも勝っていれば、負けた時に違和感を感じます。どうして負けたのだろうと思います。負けという状況に疑問を感じ、勝つための改善を絶え間なくします。
CheNaoto 2013-08-25 23:40:49

負ける人がどうして負けるかわかりますか? 人生で負ける人がどうして負けに甘んじるか分かりますか?それは彼らが自分は負けたと思っていないからです。彼らにとって、負けた人たちにとって、いまの負けという状況は極めて自然なことで、それが普通なんです。負けが普通なんです。
CheNaoto 2013-08-25 23:41:37

私は人生のありとあらゆる場面で負けたと思い続けています。高校に合格したときも、大学に合格したときさえもそう思いました。主席で合格したわけではないからです。そこで、勝ったと思うか、負けたと思うかで、将来の夢の大きさが決まります。夢の大きさは負け意識に比例すると思います。
CheNaoto 2013-08-25 23:42:34

逆説的ですが、負けたと思っている人は、絶対に負けません。少なくとも一生負け続ける事はない。友達なんか見ててもどこかで勝てます。逆に、負けたと思っていない人は、一生負け続けます。どこかでまぐれ勝ちがあるかもしれませんが、絶対に長く続きません。絶え間なく問題発見と解決を繰り返すこと。
CheNaoto 2013-08-25 23:43:35

負けたと思い続け、勝つための行動をすること。昨日の勝ちは忘れて、明日の勝ちへの向かうこと。自分にも欠けている意識ですが、この危機感、飢餓感、明日に向かう意識が大事です。そんな毎日の繰り返しだけが自信になります。
CheNaoto 2013-08-25 23:44:39

あと、もう一つ大事なことは、断られた理由は気にしないということです。実際これは私も経験があることですが、投資家などでも、○○だからダメですね、という断り文句を言う人は、次、その○○を弊社が解決した時も、また別の断り文句を言って来るものです。そういう断り文句を気にしては行けません。
CheNaoto 2013-08-25 23:45:58

断り文句は気にしない。今の自分+限界の努力で自分を認めてくれる人と付き合いましょう。そして、もっと自分が成長したときには、付き合う相手は変わる物なのです。これは悲しいことだけれど仕方がない。昔あんなに楽しかったのに、なんかつまらなくなったということはよくあります。
CheNaoto 2013-08-25 23:48:07

大学入試なんかもそうです。極論ですが、落ちた理由、不合格になった理由は気にしないことです。そんな事気にして、自分の弱味を潰そうとして、自分の苦手を潰そうとして、そんなことして何になるというのですか! 私、進研ゼミの「キミのニガテ対策ドリル!」とか大嫌いです。
CheNaoto 2013-08-25 23:50:16

「キミのニガテ対策ドリル!」なんかやって何になるんですか? 人は自分の弱みによって事を成す事はできません。自分の強みによってしか事は為せないんです。だから、強みの邪魔になるような弱みは目立たなくする必要はありますが、そうでないなら、そんなもの無くす必要はない。
CheNaoto 2013-08-25 23:56:36

少なくとも、苦手科目を得意科目にしようだなんでバカなことは絶対に考えないことです。そんなアホなことを考えてどうするんですか? そうではなくて、自分の今の能力に相性が良さそうな大学を選んで、受験して、入ることです。園法が幸せになれます。能力より相性です。
CheNaoto 2013-08-25 23:57:50

あと、もう一つ大切なのは、考えるよりも行動したほうが早いということです。あの子どうかなとか、あの大学どうかなとぼんやり考える人より、とりあえず口説く、とりあえず過去問を分析したほうが早いです。ダメでもともと、うまくいけば儲け物です。
CheNaoto 2013-08-26 00:00:11

だから、振られても超美人を口説き、解けなくても過去問を買う。これが大事です。これを人生の指針にしなければなりません。
CheNaoto 2013-08-26 00:02:37

あと、途中で出て来る周囲との対立とか軋轢とか、そういうことは気にしない事です。勝てば官軍、負ければ賊軍、あなたが勝てばかならずみんな手のひらを返してきます。負けたら負けたでその時じゃないですか。
CheNaoto 2013-08-26 00:03:40

よく、たとえば私は男ですから、後輩なんかと話していると、女の子にモテたいという男子がいる。だけれど、モテてそれが何になるというのですか? モテたって別にお金が儲かるわけではない。例外はあれど、だいたい一度に付き合える異性の数は、一人か多くても二人か三人です。
CheNaoto 2013-08-26 00:04:35

究極モテることになんかほとんど意味がない。それよりも一人だけ本当に大好きな人と幸せな生活をすることが出来る事の方が幸せだと私は思います。これは大学もそうだし就職活動もそう、いろんな大学・いろんな会社に受かる必要なんて一切ないわけです。それより一つぴったりなところを見つける。
CheNaoto 2013-08-26 00:05:52

何か為したいことがあるのなら、一つずつ仕上げることです。一つずつ仕上げていくこと。これが大事です。一つずつ丁寧に仕上げていくことで、なにか変わるかもしれない。一気に全部良くしようとしないことです。商売でも方程式があるなら、一つずつ仕上げる。
CheNaoto 2013-08-26 00:08:34

その上で、なにが幸せかという幸せ観を持つことです。とりあえず、ブログでも受験でも異性でもなんでもそうですが、ある程度の上のレベルってこんな感じなんだという理解ができれば、あとはレベルが上とか下とか考える事もなく、自分が好きなものをなんの迷いもなく直感で選べるようになります。
CheNaoto 2013-08-26 00:09:57

その上で、なにが幸せかという幸せ観を持つことです。とりあえず、ブログでも受験でも異性でもなんでもそうですが、ある程度の上のレベルってこんな感じなんだという理解ができれば、あとはレベルが上とか下とか考える事もなく、自分が好きなものをなんの迷いもなく直感で選べるようになります。
CheNaoto 2013-08-26 00:09:57

だから、とりあえずまずは自分が考える一番上というのを体験してみて、その上で、うーん、これはいいな、これは良くないなという自分の直感に従って物事を判断できるようにすればいい。それが全てだと私は思います。
CheNaoto 2013-08-26 00:10:55

だから、とりあえずまずは自分が考える一番上というのを体験してみて、その上で、うーん、これはいいな、これは良くないなという自分の直感に従って物事を判断できるようにすればいい。それが全てだと私は思います。