で、勉強の悩みについてですが、テストで、「あれ? 覚えたはずなんだけど、思い出せない!」というので悔しくて悔しくて、できなくてやっぱり悔しくて、受験に落ちたりして悔し涙だらだらという人もやはり多いでしょう。よくわかります。私にも経験があります。
CheNaoto 2013-08-19 19:49:05
昨日までは覚えていたはずなのです。確認テストでも出来たはずなのです。でも、テスト本番ではやはりできない。どうしたことか。なやんでなやんで、苦しんで苦しんで、それでもやっぱりできない。やっぱりテストの時は忘れてしまう。できない。それで勉強が嫌いになる人もいます。
CheNaoto 2013-08-19 19:50:06
どうすれば忘れないんですか?という質問について、先生は真面目に答えてくれません。これ一番勉強で、少なくともテストで結果を出す為には大事なところなのにちゃんと答えられる先生がいない。先生自身がろくずっぽ勉強してないからです。本当に優秀な人は一部の例外の除けば教育業界には残りません。
CheNaoto 2013-08-19 19:51:43
「どうすれば忘れないんですか?」という質問に先生はどう答えるべきか? それが今日のテーマです。いろいろな予備校の先生に聞いたことなんかも含めながら書いていきたいと思います。日々の勉強のお役に立てますように。
CheNaoto 2013-08-19 19:52:45
まず、どうすれば忘れないかということについて、経験的に有効なのは、覚えるべきことを好きになることが挙げられます。好きな事は覚えやすい。好きな人の電話番号とかお姉ちゃんの名前とか、とくに注意を払わなくても自然と覚えてしまって忘れないでしょう。
CheNaoto 2013-08-19 19:54:59
物事を好きになるにはどうすればいいかというと、その物事についての情報をシャワーのように浴び続けることです。たくさんの情報に触れ、よりたくさんの情報を知れば、その物事が好きになります。好きか嫌いかというのはほとんど触れている情報量によって決まります。
CheNaoto 2013-08-19 19:56:08
たとえば、創価学会だって共産党だって北朝鮮だって韓国だって中国だってワタミだって、それについてたくさんの情報をし、そこに居る人たちにたくさんの時間触れたら、案外嫌いになれないものなのです。好きになってしまうものなのです。好きになれないのなら触れている時間が短いのです。
CheNaoto 2013-08-19 19:57:04
もっといえば、たとえば後輩に合コンに誘われてのこのこ付いて行くことがありますが、そういうときに相手に好かれるために大事なのは、べつにイケメンであることでも話が面白いことでもありません。ダイエットなんかもできたらしたほうがいいけどしなくてもいい。
CheNaoto 2013-08-19 19:58:22
では、なにが一番大切かというと、相手に自分のことをよく知ってもらう事です。これはべつに自分のことをべらべら相手に紹介しろ話せということではありません。人間は言動よりも行動によって判断されますから、相手の話を楽しそうに聞けば良い。長い時間。
CheNaoto 2013-08-19 19:59:22
それだけで相手に自分を長い時間売り込むことができ、相手はあなたのことが好きになります。それだけの話です。簡単な話です。でもやっぱり、好きな人の前では自分のことをべらべら話したくなってしまって、我慢できず、なかなかうまくいかないものですけれどもね。私にも経験があります。
CheNaoto 2013-08-19 20:00:02
ですから、やはり触れる情報量が圧倒的に多いということは大事です。量は質に転化するという第一の原則をまずは覚えておいてください。そのうえで、注意しなければならないのは、二つ目の原則です。広く薄くではなく、狭く浅く。これについて説明します。
CheNaoto 2013-08-19 20:01:18
多くの人が入試を受ける時に不安になって、いろいろな教材に触れます。これが良くない。触れる情報量が多いということは大事ではあるのですが、やはり広く浅くいろいろな情報に触れるというよりは、同じ情報に何度も何度も繰り返し触れた方が良い。これは矛盾するように聞こえますか?
CheNaoto 2013-08-19 20:03:30
さっきは多くの情報に触れるべきだといった、その後教材はなるべく少なくしたほうがいいといった。この二つは矛盾しているように思われるかもしれません。しかし矛盾していません。優れた教材というのは、一周目と二周目では違う発見をもたらしてくれる、三周目と四周目では違う発見があるのです。
CheNaoto 2013-08-19 20:05:33
だから、もし習得したいことがあるのなら、同じ教材を何度も回すべきです。これがものすごく大切な第二の原則、狭く深くです。そして、ここからは深めていくための方法論について学んで行きたいと思います。
CheNaoto 2013-08-19 20:06:14
ものすごく大事なことですが、記憶には二つの種類があるということです。一つは短期記憶。一夜漬けで忘れてしまうのは、このあいまいな短期記憶に頼っているからです。もう一つが長期記憶。殴られても忘れないような絶対に忘れない記憶です。
CheNaoto 2013-08-19 20:09:11
では、覚えなければならない事柄を超高速で長期記憶化するにはどうすればいいのか。それはものすごく簡単です。覚えなければならないことを何度も呼び出すということです。第三の原則は、何度も呼び出すことです。
CheNaoto 2013-08-19 20:11:03
長期記憶がなぜ長期記憶になるかというと、何度も何度も記憶の引き出しの中から呼び出されることで、「ああ、これは生きていく上で必要な記憶なんだな」ということが身体にインプットされるからです。頭ではなく身体で覚えるという姿勢が大切です。
CheNaoto 2013-08-19 20:14:19
その上で、記憶の引き出しからどう呼び出すかについてなのですが、これには工夫が必要です。基本的には、一日三回・週五回・三週間、ひたすら音読をし、暗唱できるようにするということが大事です。それぞれにポイントがあるので詳しく解説します。
CheNaoto 2013-08-19 20:15:13
まず、一日三回音読をするという部分についてですが、これ以上やることに意味はありません。これ以上やってもやらなくても、結果はかわりません。大切なのは時間を置いて記憶を呼び起こすこと、一日一日のアクションでしっかり記憶を呼び起こすことですから、三回もやれば十分です。
CheNaoto 2013-08-19 20:22:22
あと、週五回というのも現実的でしょう。どうせどんなに勉強しようと決心したところで、週二回ぐらいはさぼるのですから、計画というのはそういうふうに、身の程を知って立てた方が良いです。計画が達成できないとやる気が萎えるということはよくあることですから、計画は絶対達成せねばなりません。
CheNaoto 2013-08-19 20:25:23
三週間というのも悪くない期間でしょう。テストのために使える時間って、現実的にはぜいぜい三週間ぐらいである事が多い。そしてこの三週間の前に、やるべきこと・覚えるべき事柄をすべて整理して、あとは愚直に習得できれば、間違いなくテストで一番になれます。
CheNaoto 2013-08-19 20:27:14
たくさん触れるのが第一の原則、狭く深く触れるのが第二の原則、何度も呼び出すのが第三の原則。この三つの原則が覚えた事を忘れない秘訣です。
コメント