まず、地歴の習得で一番大切なのは、問題発見・原因分析・解決策・蛇足の4つです。特に一番大切なのは、「蛇足」という考え方です。蛇足というのは、蛇の足、つまり余計なもののことですが、こういう感覚を持つのが特に歴史系の科目を習得する上ではものすごく大切です。
taigart91 2013-12-02 12:08:49

歴史系の科目で絶対に意識しなければならないのは、重要事項があり補足事項があるという考え方です。重要じゃない事件と、さして重要じゃない事件があるという考え方です。
taigart91 2013-12-02 12:11:20

この考え方を持たないと、たとえば頻出事項もそうでない事項も並行で覚えて、たとえばこの事件から10個の頻出事項が習得できるというような重要事項を覚え漏らしてるのに、大した事のない事項はばっちり覚えていたりして誠に効率が悪い。
taigart91 2013-12-02 12:18:29

だから、たとえば最初は学習漫画を読む、次に教科書、次に例えば日本史だったら石川の実況中継、世界史だったらナビゲーター世界史、次に中央公論新社の日本の歴史・世界の歴史シリーズを読むと言う風に、何が記憶の核で何が付随分野なのかということを意識すべきです。
taigart91 2013-12-02 12:19:35

大きな幹があって、太い枝があって、そこに細い枝がある。そういう感覚がないと、やはり歴史系の教科は得意にはなりません。歴史オタクが必ずしも入試でいい点数が取れない原因はそこにあって、日本の歴史・世界の歴史をいきなり読んでもダメなのです。細かいことを覚えても仕方ない。
taigart91 2013-12-02 12:21:16

まず、おすすめなのは学習漫画を読んで、人に説明できるようにすること。教科書はそれが教科としてどう扱われているかをチェックする上で確認しておくぐらいがいいでしょう。石川の実況中継やナビゲーター世界史は、一番力を入れるべき本で、赤字で書いてあるのを見なくても書けるようにしましょう。
taigart91 2013-12-02 12:22:24

これができてからの、日本の歴史・世界の歴史(中央公論新社)です。もちろんただ読むだけではなくて、意識して読まなければいけません。なにに意識すればいいのでしょうか?
taigart91 2013-12-02 12:23:02

問題発見・原因分析・解決策です。なにが問題でどういう事件が起こって、その根本的な原因は何で、どのように収束したかを流れとして人に説明できなければいけません。これは、学習漫画を読むときも教科書でも実況中継でも全集でも同じです。
taigart91 2013-12-02 12:24:28

もちろん、大事件にも問題発見・原因分析・解決策はあり、それに付随する小事件でも問題発見・原因分析・解決策はあります。それを大きな幹から太い枝が出て細い枝になっていくのを見るように、しっかり一つ一つ記憶に留めておく事。
taigart91 2013-12-02 12:25:07

そのためには、暗唱して、人に説明できるようにして、というのが一番いいでしょう。実況中継かナビゲーターについては、赤字の部分や空白の部分を何も見ずに書けるようにする事も、記述がある大学入試を受けるのであれば絶対必要です。
taigart91 2013-12-02 12:26:16

とにかく歴史系の科目をする上では本質から反れてはいけません。流れを人に説明できるようにすることがすべてです。