さて、いよいよ小論文についてですが、慶應SFCの小論文もなかなかに独特です。まず課題文がめちゃくちゃ多い。課題文だけで20ページぐらいあるときさえあります。まともに読んでいたら時間が間に合いません。
あと、問題意識すら指定されていない事も多い。普通小論文の出題というのは、●●について●●という問題があるので、それについての課題文作者の意見をまとめ、解決する方法を書きなさい、みたいな出題が多いのですが、そういうものがいっさいない。
●●について、なにが問題だと思いますか?その原因は何で、解決策はなんですか?というような出題が多い。
慶應SFCだけではなく、慶應の全学部の小論文も、京大の経済他文系学部の後期試験(今はなかった気がする……)の過去問も20年分ぐらい全部分析してみていました。
出題方式は慶應SFCと違うことが多いのですが、やはり課題文は選び抜かれていることが多くて、数年前の慶應法学部の問題がそのままSFCで出て来たり、その年の文学部の問題がそのままSFCに出て来たり、慶大プレの問題がそのままということも過去にはありました。
とにかく模試はしっかりうけること、他の学部の問題にも目を通しておくことが大切です。
その上で、やはり小論文についても英語と同じで、2回以上出て来る頻出テーマは15個ぐらい、1回出て来たテーマは70個ぐらいかなと思いました。
重要な15テーマに関しては、ほとんどリンガメタリカで網羅されています。
なので、リンガメタリカの暗唱をするだけで、十分対応できるものです。だいたいSFCに合格する平均レベルの人はここまでの勉強しかしていないので安心してください。
私はもっと勉強していましたが、SFCの合格平均点がだいたい6割ぐらいなのに、自分は8割後半ぐらいの点数を取れていたので、ああ無駄に勉強しすぎたなと思いましたし、大学に入ってからもディスカッションなどするとまわりがバカに思えて仕方がなかった。
こういう状況は、大学に入ってからのことを考えるとあまりよくありません。勉強というのは、やはり周りがレベルが高く思えて、謙虚な姿勢を持って、そこから始めるのが基本だと思います。
そんなこともあり、ちょうどその時母親が乳がんになり、実家の状況も激変したことをきっかけに、私は塾経営を始めました。(今はそれは後輩にゆずって、IT系の会社をしています。)
本当に成績がひどい生徒ばかりが来ました。それこそ10月からの入塾で、偏差値は40しかなく、早稲田の法学部に入った生徒、不登校・引きこもりの生徒がめちゃくちゃ多くて、普通に学校に通っている生徒より人数・合格率ともに高かったぐらいです。
そういう子たちは英語をがっちり対策しても、どうしても点数の伸びに限界がありました。
そういうときに頼みになるのが小論文で、彼らにはきちんと対策してもらうために、リンガメタリカの他、アカデミック・速読速聴シリーズの10冊での対策もお願いしていました。
正しい小論文の書き方についてですが、これは課題文を分析し、どういう論理構造になっているかを習得した上で、それに合わせて書くしか方法はありません。
私が、数多くの入試問題をやって来た上での結論をここに書きますが、かならず自分なりに分析してみた上で自分なりの小論文の型を手に入れてもらえればと思います。
まず、慶應SFCについてですが、入試要項にもあるように、問題発見、問題解決のためのキャンパスですので、これは絶対必要です。ただ、受験生の答案を読んでいて、よく思うのは原因分析の部分が欠けているなという部分です。
実はこの原因分析の部分が極めて大事なのですが、それをすっ飛ばして短兵急に問題解決まで行っている答案が非常に多い。その次に多いのは、問題発見ばかり書いてて、原因分析と解決策が全くない答案です。
たとえば、韓国人を差別する人たちが増えてる問題について、ある生徒は、在日韓国人をばっさり韓国に送り返せばいいという答案を書きました。これを原因分析に欠けているし、解決策としても利害関係者の一部に多大な損害を与える形で解決を図っていますから重大な瑕疵があります。
なのでまず、問題発見、原因分析、解決策をかならず書くということは、必要不可欠です。
その上で大切なこととしては、 1.課題文から問題意識を汲み取るパート(最初の25%) 2.自分なりの問題意識をつくって原因を分析し、解決策を提案するパート(途中の50%) 3.解決策を世間一般の人に納得してもらうパート(最後の25%) の三つで小論文を書く事。
問題用紙を渡された時点で、まず回答欄を4分割し、この通りに書くのです。
その上で、課題文から問題意識を汲み取るパートに必要なのは、課題文中、もしくは課題文同士の意見の共通点、意見の違い、主な争点、相手方に対するそれぞれの批判と再批判、数値データーの違いとその比較、難しい言葉の言い換えが必要です。
ここで必要がない代表的なものとしては具体例があります。具体例を入れると要約がしにくくなるので、基本的に求められていない限りは具体例を入れる必要がありません。
自分なりの問題意識をつくって原因を分析し、解決策を提案するパートでは、時系列になにが起きたのかを整理し、他国との比較もし、未来の予測をし、これから先どんな問題が起こるかを余地し、その原因を"深く!(何度も何度も!)"分析し、その根本的な原因を潰すような解決策を考える。
ただ、ここまでだとまだ独りよがりな小論文しかできません。解決策を世間一般の人に納得してもらうパートがあって、はじめてその意見が世間一般で通用しうるものになります。
利害関係者の一部に負担を強いる形になっていないかを注意し、他の解決策と比較しても妥当であるかどうかを検証してこそ、はじめて意味のある提起になります。
以上が慶應SFCの対策です。90日足らず×20時間だとして、1800時間しかないわけですが、この1800時間で十分できる対策ではないかと思います。三ヶ月足らずで慶應に受かったら儲け物です。がんばりましょう。
小論文についてはもっと詳しく話をしましょう。
小論文はセンス・感覚で書くものだという認識が非常に強い。しかしそうではありません。
小論文は小論文で書かねばならないことを意識すれば、まるでTwitterでつぶやきをするようにすらすら書けるようになります。書かねばならない項目はもうすでに決まっていて、必須なのは3項目。あればポイントが高いのは20項目ぐらいです。これらをすべて習得すれば小論文は誰でも書ける。
私が、小論文ではとりあえずこの3項目を書けば良い、この20項目があればさらにポイントが高いというような「小論文の公式」を発見したのは、残り三ヶ月で小論文を使う入試としては最難関の慶應SFCを目指すことに決めてからです。
慶應の全学部の小論文課題文と京都大学の経済の小論文課題文(小論文入試があります)、京都大学の後期の小論文課題文、早稲田の現代文課題文と、余り役に立ちませんでしたが赤本の模範解答なんかもみながら、これらの文章に共通して書かれている項目は何かということを洗い出しました。
また、良い論説文=小論文に共通して書かれている要素が何であるかがわかれば、良い小論文は必ず書けますのでさほど重要なことではないのですが、リンガメタリカ・アカデミック・速読速聴の10冊を使いながら、それぞれの問題を解く上でどういう背景知識が必要かも分析しました。
その結果として、慶應・京大・早稲田すべて見渡しても出て来る話題はせいぜい70ぐらいで、うち15について深い理解があればほとんどの問題は解けるなという認識を得ました。そういう意味でいうと、小論文・現代文というのは誰も真剣に対策しないので敵が軽いとも言えます。お得教科だと。
さて、良い小論文が必ず満たしている最も重要な三つの要素とはなんでしょう。それは、問題発見・原因分析・解決策です。一般的には世間一般の問題発見・原因分析・解決策がまず紹介されていて、その次に作者が別の見方から問題発見・原因分析・解決策を提示し、作者の見方が正しいと読者を説得する。
これが多くの評論文=論説文に共通する流れです。
小論文で大切なことを一つにまとめると、論説課題文がある場合は、作者は世界の何に問題意識を感じていて、その原因がなにだと考えていて、その解決策が何だと考えているかを把握すること。それに、自らの問題意識と原因と解決策をぶつけてみて、皆が納得できるように持論に誘導すること。
もちろんこの一文では語り尽くせない小論文の奥深さがあるのだけど、合格答案ということだけをかんがえれば、この1ツイートに集約されたことができれば合格だ。最近ではヘイトスピーチのような小論文を上げて来る生徒も多いけど、皆が納得という部分に照らせば、それが求められていないことは明らか。
問題発見・原因分析・解決策のそれぞれで気をつけなければならないことについても、どんどん書いて行こうと思います。まず問題発見については、課題文型だったり簡単な問題だともうすでに設定されている場合が多いのでそこから外れないこと。自分で設定しないといけない場合は後で紹介する技が必要。
原因分析については、世間一般の人がやる原因分析というのは、浅いことが多いので、その浅さを攻撃すること。自分の原因分析は浅くならないようにすること。原因分析が浅いとか浅くないというのはよくわかりにくいと思うのでもっと解説します。
原因分析が浅いというのは、たとえば生活保護費が増えているのは、在日朝鮮人が原因だ!的な飛躍した思考のことを言います。A=Bみたいな話です。世の中で分かりやすいのでこういう話が好まれがちですが、こういうA=Bみたいな話が真実である事はまれです。論拠に乏しい事が多いからです。
実際には生活保護費が増えていたら、どうして増えているのかを考える必要があります。たとえば年代別にいえば、不正受給が問題視されている30代が増えているのか、それともお年寄りが増えているのか。お年寄りが増えているとしたら、なぜ彼らは年金を受け取れないのか?
年金を受け取れない人の受け取れない原因はなんなのか? 単に払わなかっただけなのか、それともなにか入れない条件みたいなものがあって構造的差別として年金に入れない人が一定数いるのか? こういう風に深堀をして議論をしないと真実にはたどり着けません。
解決策についても、気をつけなければならないことがあります。それは利害関係者への配慮です。誰かが一方的にマイナスを被る形での解決策というのは翌ありません。少なくとも合格する小論文を書くという上では正しくない。
たとえば韓国系の方が構造的な差別で年金に入れない状況があり、無年金が問題になっているのであれば、在日韓国人全員北朝鮮追放みたいなある特定の人たちに大きなマイナスを与えるような解決策ではなくて、なにか構造的差別を作った我々も、無年金に甘んじていた彼らも痛み分けをするような解決策。
そういう利害関係者の検討をしなければならない。もちろん年金がないというのは、国民年金に国籍条項があった時点で衆知の事実なので、そこは例えば海外の金融機関なりで民間年金サービスを使うとか、それなりの自助努力の余地はあったように思う。
一方で年金とか社会保険は特に混乱期で喰うために自営業をしている人からすれば、正直よくわからないものだという意識もある。たとえば私の祖母なんかも普通の日本人で自営業者だったけれど、小学校中退という学歴で、ろくに字も読めなかった。そういう人も多いんじゃなかろうか。
だとしたら、たとえば教育を中断せざるを得なかった理由として当時の構造的な差別があるとするならば、そこになんらかの公的扶助はあってしかるべきなんじゃないかという意見もある。こういう部分のバランスを取り、すべての利害関係者が納得できる範囲での解決策を提案するのが小論文の腕の見せ所。
そういう意味でいうと、今のはてサとかネット右翼の人が言うみたいな限界ギリギリ右左MAX!みたいな解決策は解決策とは呼べない。マンキューが言っているように合理的な人々は限界(AとBのあいだという意味の経済学用語、ぎりぎりMAXのことではない)で考えるというのはそういう意味でも事実。
この問題発見・原因分析・解決策がちゃんと書けていれば小論文としては合格で、慶應含めほとんどの大学でこれだけで合格点が取れるはずだ。合格者平均まではこれで普通に行く。頭が良くてバランス感覚がある人ならばこれぐらいのレベルまでは行くからだ。
もっというと、彼女がいればこれぐらいのレベルまでは行く。いろいろな高校生・大学生を見て来たけれど、彼女が居ない人というのはどうもこの合理的な人々は限界で考えるという考え方がよく理解できないような気がする。男の女の関係で完全勝利なんてあり得ないんだから、小論文もそんなものだ。
ついでにいうと、経験的に言うと彼氏がいることと小論文の上手さはほとんど関係ない。これは女子高生が……げふんけぶんごふん。これ以上書くと排他的女性権利団体からミソジニーだとか言われかねないのでコレぐらいにします。お察しください。
なにはともあれ、小論文である。このレベルまでいけば合格はまちがいない。ただ、例えば慶應SFCでどうも直前になっても英語が6割の壁を超えないとかで、英語を今から抜本的に強化する時間がない一週間前の教え子とかには、小論文MAX!を教えるようにしている。
小論文MAX!というのは、小論文で書かれていないと減点要素になりそうな、逆に書かれていればそれぞれが細かい増点要素になりそうな20項目をすべて教えるという取り組みである。最初から慶應英語8割が絶望的な教え子の場合一年の最初に教えている。
これの効果はすごくて、今まで全国模試で一桁台の順位の子をこれで4人は出した。全員、元進学校の不登校、元ヤンキーの高校中退、小論文が書けない浪人生2人、という感じの陣容だったので、それをかんがえれば、なかなかやったなと思ったのを覚えている。
細かい増点要素になりそうな20項目は、それぞれ問題発見パート、原因分析パート、解決策パートに分かれて展開される。早速一つ一つ見てみよう。
まず問題発見パートについてなのだけど、これは課題文中や、あるいは問題文中で論議すべき問題が設定されていない場合はとくに重要だ。たとえば課題文が複数存在する慶應SFCの場合はとくに重要になる。
基本的にそれぞれの課題文や自分の論にはさまざまな相違点があると同時に、実は共通点もある。ある同じ問題を別々の見方で論じている時には、本人たちも気付いていない前提という枠にがんじがらめになって議論していることがほとんどだからだ。だからまずこの前提という枠を意識しないといけない。
考えられるありとありゆる共通した諸条件というのは、文章の最初の段階であらかじめ整理しておくべきだ。これは数学などでもそうなのだけど、これが無いと適切な解決策が提示できない危険性がある。
たとえば在日韓国人の無年金問題の場合なら国籍条項があるのは国民年金か厚生年金かなど、それぞれの論者の問題意識・原因分析・解決策が違っていても、共通している諸条件というのは必ずあるはずなので、ここいらあたりをしっかり整理できていないとあなたは適切な議論ができない。
その上で、それぞれの論者の問題意識・原因分析・解決策にはそれぞれ相違点がある。これもしっかりまとめる。その上で大切なのは数値比較をすることだ。どの解決策にどれぐらいの予算がかかるか。その予算は他の解決策と比べるとどれぐらいの規模か。それを相対比較せねばならない。
あとは、それぞれの論がそれぞれの論のどこを否定しているのかをしっかりまとめなければならない。これがないと議論が始まらない。あと、得てして小論文の課題文では難しい言葉・概念が多いのでしっかり自分が分かる言葉に言い換えておくこと。要約を作る時は具体例は無視し、抽象論に終始すること。
このあたりが問題発見をするための下準備だ。まだ下準備と思われること必須だがとりあえずおつきあいいただきたい。
その上で、問題発見をするために大切なのは、次は要約を作る時に切り捨てた具体例だ。それぞれの課題文に掲載されているそれぞれの具体例がいつどこで起きたのかをまとめるのだ。時代の軸と場所の軸を作り、時代については昔から今、場所については発展途上国から先進国へと向かう座標を作る。
たとえば、在日韓国人の無年金問題についてだったら、国民年金で国籍条項が出来た年、国籍条項が外れた年、問題の解決策としての帰国者運動が北朝鮮に向けて起きたり、韓国では在韓外人に対しどういう措置がされているかをチェックしたり、あるいは移民対策に先進的な国はどうしているかをメモする。
そうすると、この座標軸を見て分かるのは、時代の精神だ。時代がどういう方向に向かっているかが分かる。たとえば、日本だけでみたら国民年金で国籍条項が制定され、外された。つまり年金は国籍関係ないものになりつつある。他の国を見ると、移民を排斥する国もあれば、受け入れる為に制度整備する国も
そういう中で、時代はどういう方向に流れているのかを見た上で、将来起こりそうな問題が何かを推測する。たとえば在日韓国人の問題であれば、歴史的に日本の植民地支配の後南北分断された悲劇の歴史があり、北があの独裁政権から解放されたときに、韓国だけでなく日本にも難民が来る可能性がある。
その際に、世界の移民政策の潮流を見極めながら(基本的には単純労働者は犯罪率が高いので、いかに知的移民を入れるかという競争になりつつある)、この難民問題という将来高い確率で予見される問題も含めて、どういうふうに在日外国人の年金問題を向き合うかというスキームを立てる必要がある。
ここに、在日外国人の年金問題をどう設計するかという問題意識があり、今まで無年金状態などが生じて来た原因分析があり、その根本的な問題をどう解決するかという解決策がある。戸籍の問題や、役所の管理の問題なんかも当然に絡んで来るだろう。その上でどうするかである。
原因分析パートについては、短兵急に結論を出さず、論拠を積み重ねながら、なんで? なんで?を繰り返して行くという愚直な姿勢が一番求められる。解決策パートについては、先ほど紹介した利害関係者の検討の他に、背理法という考え方が有効だ。
背理法というのは、自分が設定した解決策が間違っていたと仮定して、他に良い解決策がないかを探す私なりの小論文作法である。つまり他の論者(この場合受験生から提示されるであろう)の解決策よりも自らの解決策が優れている理由を書いて行くのだ。ここまでできてはじめて一流の小論文である。
小論文というのは、見えない敵と見えない審判の前で闘うことである。だからここまで気配り目配り心配りができていないといけない。逆にこれだけの事が出来れば、かならず全国模試でも1桁台の順位が取れるし、もちろん慶應だって楽勝で合格できる。
ただ慶應に合格することだけを目標とするのではない。説得力ある文章が書ければ、自分の思い通りに物事を動かせることも増えて来る。いろいろな交渉でも有利だし、特に上司が素案を出す前に自分で説得力ある素案を出せれば、仕事はかなり自分の思い通りにできるようになる。
女の子と話すにしたって、やはりロジカルで、深く考え抜かれていることは重要だ。話を聞く事が主なではあるけれども、ほんの一言の返しで、真剣に聞いているのか、ただ聞いているフリをしているのかを女の人はすぐに見分ける。だから一瞬の油断もしてはいけない。
ただこういうフレームワークがあると話を聞くにしても要点が分かるし、その上でむちゃくちゃなことを言う女の子からは離れれば良いし、聞くに値するような話をするような子にはとことん付き合える。だから人を見る目が付くようになる。これはすごく大切な事だと思う。
理不尽なことを言う人とかかわっちゃいけないし、まともに話が出来る人と付き合うと人生は幸せになれる。そういう見切りを付ける上でも、まず自分が自分の意見をもって、議論できる人になり、なおかつその作法が人を納得させるに足るものであればもっと幸せになれる
文章を書けるようになるということは、大学に合格するとか、そんなバカなことのためではなくて、自分が幸せになるための近道だ。説得力ある議論は、人を惚れさせる事だって出来ると思う。
もっともっと議論を深め、感情的な何かによってではなく、考え抜かれた結論ですべての人が幸せに暮らせる社会になるように、私たちは努力しなければならない。
序(課題文をまとめる)
・ 前提条件
・ それぞれの課題文の違い、対立点、現状に否定的な部分、比較
・ 難しい概念の言い換え
※ 課題文中の具体例は要約なので無視していい。
破(自分なりの意見を書く)
・ 過去・現在事例の比較
・ 他の国との比較
・ 以上二つから導き出される未来予測
☆・ 将来より大きくなりうる問題の予測
☆・ その問題の原因分析(1回目、2回目、3回目)
☆・ 根本的な問題を潰すための解決策
※ ☆部分は特に重要です。
急(周りの人たちに納得させる)
・ 現在の解決策の利害関係者の検討
・ 他の解決策の検討
・ 解決策のまとめ
これが私の小論文の書き方。正直どんな小論文の参考書よりもまとまりがあると思う。現代文にも英文読解にも応用できるしね。
コメント